三条市議会 2018-03-23
平成30年第 1回定例会(第7号 3月23日)
報告は、お手元に
配付済みのとおり、議会の委任による
専決処分の報告の提出がありましたので、報告いたします。
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◎日程第2. 議第1号から議第11号、議第13号から議第40号
報第1号及び報第2号
以上41件
一括上程
○議長(
武石栄二君) 日程第2、議第1号から議第11号、議第13号から議第40号、報第1号及び報第2号の以上41件
一括議題といたします。
これより
委員長報告を行います。
報告の順序は、
市民福祉、
経済建設、
総務文教常任委員長の順に行います。
また、
委員長報告に対する質疑は、各
委員長報告の都度行うことといたします。
――
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○議長(
武石栄二君) それでは最初に、
市民福祉常任委員長の報告をお願いいたします。10番。
〔登壇〕
○10番(
笹川信子君) それでは、
市民福祉常任委員会における審査の概要について報告いたします。
最初に、審査結果から報告申し上げます。
議第1号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。
議第2号については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。
議第3号及び議第4号の以上2件については、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。
議第9号、議第13号、議第15号、議第19号及び議第21号の以上5件については、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。
議第24号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。
議第25号及び議第30号の以上2件については、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。
議第31号から議第40号までの以上10件については、いずれも
全員異議なく同意すべきものと決定いたしました。
次に、主な質疑の内容を報告いたします。
最初に、議第1号 平成30年度三条市
一般会計予算であります。
第1表、歳出、第3
款民生費では、
高齢者が社会とかかわる機会の創出について、
シルバー元気プロジェクトでの検討結果は施策にどう生かされているのか、と質疑があり、
高齢者同士が日常的に支え合う関係は待っていても自然と構築されるものではないので、まずは顔なじみになるために地域の
高齢者が集まる通いの場について広く紹介し、通いの場の新規立ち上げを支援していく必要があるとの意見を踏まえ、通いの場に関する
ガイドブックを作成し、
地域包括支援センターや
民生委員などに配布することとした、と答弁がありました。
さらに、
スマートウエルネス三条推進事業を所管する
地域経営課とも連携して取り組む必要があるのではないか、には、生涯にわたり健康で幸せに暮らせる
環境づくりという観点から、部という組織の枠を超えた連携のもとで
取り組みを進めていきたい、とのことでした。
次に、第4
款衛生費では、
合併処理浄化槽への転換に対する
支援制度の創設について、過去にも
合併処理浄化槽の設置に対する補助はあったが、
施工方法などの条件が厳しかったために
工事費がかさみ、市民が補助の効果を実感しにくかったと記憶している、今回はどのような条件が設けられるのか、と質疑があり、
下水道処理区域外の自己の
居住用家屋における
合併処理浄化槽への転換という以外に細かな条件は設けず、
支援制度により
生活環境の保全と
公衆衛生の向上を図っていきたい、と答弁がありました。
また、
下田地域における診療所の開設に向けた医師の確保について、現在まで確保に至っていないのは
下田地域での開業は経営や生活の面で厳しいと受けとめられているからではないか、には、募集に当たっては
公設民営という
運営形態を提示しているし、
下田地域には経営を成り立たせるために必要とされる約1万人の住民がいる、条件面というよりも医師の家族や現在の勤務先との関係など、さまざまな事情から決断してもらえなかったものと捉えている、今後も
紹介業務を委託しているコンサルタントと密接に連携し、一日も早く確保したいと考えている、とのことでした。
最後に、第10
款教育費では、国道403
号三条北バイパス整備関連の
遺跡発掘調査について、
事業費のほとんどが
発掘調査に費やされ、肝心の工事が一向に進んでいない、
県央基幹病院への
アクセス道路であり、当市の
経済活動にとって大事な道路でもあるので、やはり政治的な力によって推進する必要があるのではないか、と質疑があり、少しでも早く進捗させるために、
調査箇所の調整を行うなどの工夫もしているところであるが、
早期開通が実現するよう県への要望をさらに強めていきたい、と答弁がありました。
また、
公民館における除雪について、今冬の大雪の際、職員が少ない
公民館では
通常業務を行いながらの除雪に大変苦労していた、
応援職員の派遣や
シルバー人材センターの活用といった
対応策が必要ではないか、には、
公民館だけではなく、
公共施設全体の課題と認識している、大雪への対応については現在各部局で課題の洗い出しを進めているところであり、市全体で検証の上、
対応策を立てていきたい、とのことでした。
次に、議第24号 三条市
介護保険条例の一部改正についてであります。
介護給付費準備基金は毎
年度剰余金の積み立てが行われており、平成29年度決算で残高が約15億円となる見込みであり、
介護保険料を据え置いても十分対応できるのではないか、と質疑があり、
剰余金が発生した要因は、予定していた
施設整備の一部取りやめであること、また、平成30年度予算の編成において実績を踏まえた精査を行い、
特別会計予算の総額を2.2%減で計上したことから、これまでのような
剰余金の発生は見込まれない、平成30年度からの第7期
介護保険事業計画、その先の第8期、第9期を見据えると、
施設整備などに伴う
介護給付費の増加が見込まれることから、
介護保険料は急激に上昇しないよう段階的に引き上げる必要がある、と答弁がありました。
以上が質疑の主な内容であります。
討論は、議第1号、議第3号、議第4号及び議第24号について容認できない部分があるとして、反対の立場からありました。
以上、当
委員会における審査の概要を御報告申し上げ、
委員長報告といたします。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) これより
市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武石栄二君) 以上で
市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を終了いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) 次に、
経済建設常任委員長の報告をお願いいたします。11番。
〔登壇〕
○11番(
坂井良永君) ただいまから
経済建設常任委員会における審査の概要について報告いたします。
最初に、審査結果について報告いたします。
議第1号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。
議第5号から議第11号及び議第27号から議第29号の以上10件については、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。
報第1号及び報第2号の以上2件については、いずれも
全員異議なく承認すべきものと決定いたしました。
次に、主な質疑の内容について報告いたします。
まず、報第1号
専決処分報告についてであります。
ことしの大雪による
道路渋滞は、進もうとする先の
道路状況に関する情報が車の運転手にうまく伝わらなかったことで発生したのではないか、の質疑に対し、国、県、市という異なる
道路管理者となっていることから道路の状況がなかなか把握できなかった、市民に情報を伝えていくことは重要であると思っており、今後は警察を含めた
関係者間で情報を共有できるよう調整していきたい、と答弁がありました。
次に、議第1号 平成30年度三条市
一般会計予算であります。
いわゆる
減反政策が平成30年に廃止されるに当たり、
農業関係の予算や
施政方針の内容が
例年どおりでほとんど変わっていないが、何か対策を打ち出せなかったのか、の質疑に対し、農業も一般の
市場経済の中で生きていかなければならない時代に入り、まずは
農業者が何をしなければならないのかということを普及、啓発するところから始めないとうまくいかないと思っている、そこで、
減反政策の廃止を見越して、数年前から家業ではなく、事業としての農業という認識を持っていただくような
取り組みを進める一方で、
地域農業を支える施策も進めてきた、
農業者と市の方向感や価値観を一にした上で新しい一歩を踏み出す必要がある、と答弁がありました。
また、三条産米を売るに当たり、農業の
販路開拓事業を立ち上げるなど攻める姿勢で
事業費を拡充すべきではないか、には、米はいわば汎用品であり、特定の地域でブランド化することは難しい、個人の信用を積み重ねた中での個々の農家の米、三条産ではなく、下田産米というように、より狭い範囲に絞った米の
販路開拓や
クレジット決済による
受発注システムの展開、また
リピート率を高める工夫などを行っており、今までとは違った方向性を考えている、とのことでした。
商工費のオリンピック・
パラリンピック活用地域活性化首長連合事業では、なぜこれまでと同じく三条市の会計を通して連合の
事業費を執行する必要があるのか、の質疑に対し、国の
交付金対象となるために
会長市や副
会長市が責任の程度に応じて
事業費を予算計上し、なおかつ三条市は
会長市として
交付金の窓口にならざるを得ないため、と答弁がありました。
また、
各種事業の実施に当たり、市民に報告し、了解を得ながらやっていく姿勢が必要ではないか、には、
会長市であるにもかかわらず何をやっているのかわからないということがないよう、今後は
取り組みなどについて発信していきたい、とのことでした。
また、庭園の郷保内のブランディング及び
オリジナル商品の開発について、イメージしているものがあるのか、の質疑に対し、保内らしさをどういうものにしていくのか東京の
企業等と
意見交換をしている、4月、5月にターゲットの設定と
戦略策定を行い、9月末から10月初旬にかけて三条市で開催される道の駅の
全国大会に合わせて商品化できるよう取り組んでいく、と答弁がありました。
土木費の
除雪業務では、業者によって
除雪技術に差があるようだが、市はどのような形で指導しているのか、の質疑に対し、
例年降雪シーズンの前に業者と打ち合わせを行っているが、市民からはいろいろな意見をいただいているので、これらの意見を業者と共有するとともに、
技術向上については
除雪資格の
取得支援事業などの利用を訴えていきたい、と答弁がありました。
また、業者の確保についてはどう考えているのか、には、ことしの大雪に対しては除雪の契約をしていなかった業者にも協力いただいた、今後に向けてこういった手法も含めて検討していきたい、とのことでした。
また、信濃川にかかる
瑞雲橋周辺のミズベリング三条について、自由に河川敷を使えるようになるとトラブルが起こるのではないか、の質疑に対し、かわ
まち交流拠点施設のエリアはなかなか利用が進まないことが大きな課題であったため、さまざまなことができる身近な場所として捉え、ハードやソフトの事業を行っていこうと考えている、これまでさまざまな団体の方が利用されていたことは承知しており、そういった方々とこのエリアをどうしていくのか協議させていただこうと思っている、と答弁がありました。
最後に、議第8号 平成30年度三条市
水道事業会計予算であります。
今冬に発生した水道管の
凍結被害について、漏水した場合は
水道料金の
減免制度があるが、広報されているのか、との質疑に対し、
ホームページ等には載せていない、
水道メーターの検針員は各住宅の通常の
水道使用量を把握しているため、通常より大幅に
使用量がふえ、漏水が疑われる場合には、
居住者に
減免制度の説明をしている、との答弁がありました。
討論は、議第1号において容認できない部分があるとして、反対の立場からありました。
以上、当
委員会における審査の概要を御報告申し上げ、
委員長報告といたします。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) これより
経済建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武石栄二君) 以上で
経済建設常任委員長の報告に対する質疑を終了いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) 最後に、
総務文教常任委員長の報告をお願いいたします。6番。
〔登壇〕
○6番(
岡田竜一君) ただいまから
総務文教常任委員会におきます審査の概要について御報告申し上げます。
まず、当
委員会の審査結果について報告いたします。
議第1号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。
議第9号及び議第14号の以上2件については、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。
議第16号及び議第17号の以上2件については、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定。
議第18号、議第20号、議第22号、議第23号及び議第26号の以上5件については、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定。
報第1号については、
全員異議なく承認すべきものと決定いたしました。
それでは、主な質疑の内容を報告いたします。
最初に、議第1号 平成30年度三条市
一般会計予算であります。
ふるさと三条応援寄附金について、市長はこの制度には反対であると明言されていたが、財政的に厳しい時代が待っている、これだけ有利なものは考え方を変えて、これから大いにゲットするよう方針を変えたいというようなことを言われたが、今まであれだけ批判していたことから、その辺の整合性をどう考えているのか、に対し、基本的には制度に反対であるが、今回のような雪対策といった不測の事態の手当てにはこの
ふるさと三条応援寄附金はダイレクトに収入につながることから、制度がある限りは積極的に活用したい、とのことでした。
次に、
総務費の
高等教育機関設置準備費では、
ものづくり大学の
大学設置認可申請には入学生や就職先の見込みを説明する
根拠資料として
学生等の
アンケート調査が必要とのことだが、もともと
ものづくり大学をつくるに当たり、どれだけ入るか、またこれからずっと存続できるのかといった基本的な調査はやったのか、には、以前
アンケートをとっているが、より精緻な情報を取得するために行いたい、とのことでした。
また、インターンシップについて、今のところ三条市の企業にこだわっているが、
県央地域の産業界に協力や連携を仰ぐこと、また
県央工業高校を中心とした三条市の
子供たちの入学にこだわっているが、市外からこの
ものづくり大学を目指してどんどん流入してくれるような議論を
検討委員会でしてもらいたい、には、
ものづくり大学の設置の目的は大きく
若年層の
転出抑制と
ものづくりのまちとしての
産業育成にある、そういった意味からまずはしっかりと三条市の
子供たちから入学してもらい、三条市の企業に就職してもらうのが大前提で、現時点ではそこを目指していきたい、指摘の部分も考えていかなければだめなときが来るかもしれないので、そこは全く否定しているわけではない、とのことでした。
また、
選挙啓発では、
投票率の低い世代や地区への
啓発強化が必要だと言っているが、ことしは市議選と市長選がある、何か対策を考えているのか、には、
投票率の低い地区には広報車の巡回を検討している、また、
投票率の低い世代は
若年層であることから、高校生を対象にした
出前授業を市内の高校に投げかけたい、とのことでした。
次に、
消防費の
地域防災力強化事業費では、新たな
ガイドブックの作成の中で今回特筆して取り組む内容はあるのか、には、東京大学大学院の片田教授の指導をもらいながら、河川水位であったり、浸水想定時間を考慮した中で、縦方向へ、また水平方向へのいわゆる逃げさせる新たな仕組みを引き続き検討し、反映させたい、とのことでした。
次に、民生費の三条っ子発達応援事業では、保護者の理解が進めば相談がふえる、臨床心理士1人と早期療育事業指導員9人で足りるのか、には、参観後のフォローについては保育士と保健師が相談に当たっているが、この相談を平成30年度からこれまでの平日に加え、月1回土曜日に開催していく、とのことでした。
次に、教育費のいじめ・不登校対策事業では、近年の不登校の原因として何か特徴的なものがあるか、また、その対策はどうしているのか、には、経済的あるいは病気、また家庭内不和など、さまざまな諸条件が絡み合っての家庭に起因する理由が多くなっている、スクールソーシャルワーカーに加え、教育
委員会の指導主事がほぼ休みなしで直接家族との面談を行いながら、関係機関と連携してケース会議を開いて支援している、とのことでした。
また、学びのマルシェでは、毎年定員割れしているが、業者の努力が足りないのではないか、複数の業者での入札が通常ではないのか、には、新年度は少人数指導を視野に入れた運営方法に変えたいと考えているので、改めてプロポーザルを行い、委託先を決めたい、とのことでした。
最後に、議第16号
三条市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正についてでは、議員の報酬は上がっても下がっても
特別職報酬等審議会の答申を尊重するんだということだが、議員の業務内容や仕事量を示すことなく、これまでの改定状況と類似する自治体と比べるだけでは深まった議論ができないのではないか、具体的な実態を審議会の委員に知ってもらうものを提示するべきではないか、には、資料としては県内の状況も示している、来年度に向け改めて調査し、検討したい、とのことでした。
また、政務活動費についても、どれくらいで、どのように使われているのかということも含めて審議会で議論すべきではないか、には、現在資料としては出していない、この点についても各市の状況を調査し、資料とするべきか検討したい、とのことでした。
以上が主な質疑の概要であります。
討論は、議第1号、議第16号及び議第17号に対し、それぞれ容認できない部分があるとして、反対の立場からありました。
以上、当
委員会における審査の概要を御報告申し上げ、
委員長報告といたします。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) これより
総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武石栄二君) 以上で
総務文教常任委員長の報告に対する質疑を終了いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) これより討論を行います。
討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。
最初に、20番、小林誠さんに発言を許可いたします。20番。
〔登壇〕
○20番(小林 誠君) それでは、日本共産党議員団を代表して、反対討論を行います。
反対する議案は、議第1号 平成30年度三条市
一般会計予算、議第3号 平成30年度三条市
後期高齢者医療特別会計予算及び議第4号 平成30年度三条市
介護保険事業特別会計予算の3つの予算案、さらに議第16号
三条市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について及び議第17号 三条市
特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、議第24号 三条市
介護保険条例の一部改正についての3つの条例改正案について、反対の立場で討論を行います。
まず最初に、議第1号 平成30年度三条市
一般会計予算について。歳出、2款
総務費、1項1目一般管理費のうち、一般任用職員報酬を初めとする各款にわたる一般任用職員報酬について反対いたします。一般任用職員は、正規職員と同等の仕事をしていながら、基本的に期限のある不安定雇用の非正規労働者です。若者の人口減少対策の観点からも、また地域経済の観点からも、市役所が率先してこの制度を続けることに反対いたします。
次に、同じく2款
総務費、1項7目高等教育機関費について反対します。三条市が進める高等教育機関、特に実学系
ものづくり大学は、一旦つくってしまえばこれから先20年、30年と将来にわたって責任を持って運営していかなければなりません。しかし、18歳人口がこれから先10年で約10%以上も減ると言われている中で大学を運営することは、大変困難な時代になると言われています。その中で、定員割れのリスクや三条市単独で運営するリスクなど、また大学のカリキュラムの問題や大学施設内での設備の問題など、この議会の中でもさまざまな指摘がされましたが、他に類を見ないカリキュラムや実習、研修システムを持つ大学だと言われるのみで、腹に落ちる、納得のいく説明がありませんでした。今回の予算に上げられている学生意向調査やインターンシップ効果分析などは、法人設立時に提出が必要との説明でしたが、本来計画を進める以前の段階で調査を行い、議会にも提示するべきものだったのではないでしょうか。かつて市長は、つくったはいいが、後でなかなか立ち行かなくなってしまっては、ひいてはこの地域全体の信用力の引き下げになりかねないと発言しましたが、このままではそのようになりかねないと思います。以上の理由から反対いたします。
次に、3
款民生費、1項4目老人福祉費、後期
高齢者医療
事業費について、後期
高齢者医療制度自体の廃止を求める立場から反対いたします。
6款農林水産業費、1項3目農業振興費のうち、青年就農者育成事業委託料について反対します。価格決定力のある
農業者を育成する目的で、先進
農業者に研修費として委託料を支払うものです。しかし、研修先は雪のない茨城県であり、大消費地である都会も近く、販売先の開拓も比較的容易な地域ではないでしょうか。研修を終えた後は
下田地域で就農すると言いますが、下田の冬は雪が深く、さらに収穫した野菜の販売先開拓も容易ではありません。三条市で新規の青年就農者を育成するためには、気候や地理的条件の異なる県外での研修よりも近隣で成功している先進農家での研修が効果的であり、県外の先進農家に支払うこの青年就農者育成事業委託料には反対します。
次に、7款
商工費、1項2目商工振興費のうち、商工会議所振興事業補助金について反対します。三条市は、行政として商工業者一人一人に寄り添うことをせず、それらは商工会議所に任せるとの考え方です。しかし、本来の商工行政は、市が商工業者にとことん寄り添い、支援していくことが必要だと考えます。また、この補助金で商工会議所が実施する事業には、三条市及び燕三条地場産業振興センターで行う事業と重複するものも多く、商工会議所振興事業補助金で行っている商工会議所の事業は本来三条市が責任を持って実施すべきものと考え、反対いたします。
次に、10
款教育費、1項3目教育センター費のうち、さんじょう一番星育成
事業費及び県同和教育研究協議会負担金について反対します。平成26年度から開始されたさんじょう一番星育成事業は、難関大学に挑戦できる人材育成とエリート育成を推し進めることを目的に始められました。これは、公教育の役目ではありません。
子供たちや保護者は難関大学挑戦ではなく、誰もがわかる授業を求めています。難関大学を目指すさんじょう一番星育成事業を廃止して、全ての
子供たちがわかりやすい授業、学力向上が図れるように、学校教育に努力すべきです。そもそも塾委託による教室は、既に明らかなように、定員の3分の1あるいは2分の1しか受講していません。それにもかかわらず、最初の入札以来毎年1,900万円もの委託料を随意契約で同じ業者が委託先となるという通常では考えられない状態が続いており、問題です。さんじょう一番星育成
事業費、学びのマルシェは廃止すべきです。
次に、県同和教育研究協議会負担金についてです。国の同和対策事業特別措置法を初めとする特別対策事業は、既に平成14年で終了しました。しかし、一昨年、部落差別の永久化法とも言える部落差別解消推進法が成立しましたが、国会での参考人からも国民の多くは日常生活で部落問題に直面することはほとんどなくなったと明確に述べています。
子供たちに差別のない教育、幅広く人権のとうとさを教えることは大切です。しかし、同和教育という特別枠で教える必要はありません。日本国憲法の平和主義、基本的人権主義に基づいて行うべきであり、この負担金の支出に反対します。
次に、議第3号 平成30年度三条市
後期高齢者医療特別会計予算です。後期
高齢者医療制度は、75歳という年齢で区切り、
高齢者を別枠の医療保険に囲い込んで負担増と差別を押しつける制度として導入されました。そして、制度導入時に設けられた保険料の軽減措置も段階的に廃止され、低所得者に大きな負担を押しつける内容となっています。新潟県の後期
高齢者医療広域連合議会では、平成30年度、31年度の保険料を引き上げる議案が可決されています。これでは医療の抑制も懸念され、
高齢者の生きる権利を奪いかねない状況と考えます。三条市の本予算の歳出の主なものは広域連合への納付金で、自治体の裁量が働く余地はほとんどありませんが、制度廃止を求める立場から
後期高齢者医療特別会計予算に反対いたします。
次に、議第4号 平成30年度三条市
介護保険事業特別会計予算及び議第24号 三条市
介護保険条例の一部改正についてです。介護保険制度は、高齢社会を迎え、国民の老後を社会全体で解決していこうということでスタートしましたが、サービスの利用者が多ければ
介護保険料もおのずと上がっていく仕組みであり、所得が低い方も保険料を納めなくてはなりません。また、介護認定を受けていないと、幾ら保険料を払ってもサービスを利用することはできない制度です。利用者負担は、昨年8月、一定の所得のある人が2割へと引き上げられました。さらに、本年8月から2割負担の人のうち現役並みの所得のある人は3割負担になることが既に決まっています。その中で三条市の介護保険は、第7期において
介護給付費準備基金約3億7,000万円を取り崩し、保険料抑制に充てつつも、引き上げとなる内容となっています。平成27年度決算認定において全会一致で行った附帯決議の内容に沿えば容認できない内容であり、反対です。議第24号 三条市
介護保険条例の一部改正についても、今と同様の理由で反対します。
次に、議第16号
三条市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について及び議第17号 三条市
特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について反対します。今回可決されれば4年連続の引き上げとなり、市民感情として容認することはできません。
以上、反対の理由を申し上げ、反対討論といたします。議員各位の賛同をお願いして終わります。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) 次に、24番、佐藤和雄さんに発言を許可いたします。24番。
〔登壇〕
○24番(佐藤和雄君) 議長のお許しをいただきましたので、自由クラブを代表いたしまして、本
定例会における全ての提出議案について、賛成の立場で討論を行います。
最初に、議第1号 平成30年度三条市
一般会計予算についてであります。平成30年度一般会計当初予算案は、総額463億9,000万円、対前年度比では17億3,500万円、3.6%の減とし、魅力的なまちづくりをさらに加速させる正のスパイラルに乗せていくため、来年度も引き続き、このまちの基礎体力を向上させる、人を去らせず来る人を追い求め歓迎する、人口減少社会、少子高齢化社会と共存する道を歩むという3つの処方箋を柱に、積極果敢に
取り組みを展開していくとして予算編成されたものであります。市長は、
施政方針において、3つの処方箋を柱としたこれまでの
取り組みの結果として、求職女性に占める就職率、納税義務者1人当たりの所得額、合計特殊出生率、
介護保険料水準などを捉えて、日々の生活がよくなったと実感していただいている、そして人口動態においては、平成27年と平成22年の国勢調査結果を比較すると、高等学校卒業後の19歳の人口減少率と大学卒業後の24歳の増加率はそれぞれ改善していることから、将来を担う若者がこのまちに魅力を感じ、このまちを選び始めた結果であると捉えていると述べておられます。平成30年度予算案は、これまで取り組んできた各施策の成果等を踏まえた中で、引き続き3つの処方箋を柱に編成されたもので、少子高齢化、人口減少社会においても魅力的なまちづくりをさらに進めていくための施策が的確に計上されていることから、これに賛成するものであります。
今ほど日本共産党議員団から、議第1号に関して、一般任用職員報酬、実学系
ものづくり大学等の高等教育機関費、青年就農者育成事業委託料、商工会議所振興事業補助金、さんじょう一番星育成
事業費及び県同和教育研究協議会負担金について反対の討論がなされたところでありますが、これらの予算は先ほど申し上げました3つの処方箋に基づく施策であり、その方向性に沿ったものであることから賛成すべきものと考えます。
特に高等教育機関の設置等については、これまで本会議や高等教育機関調査特別
委員会などで何度も議論して、
施設整備やカリキュラム等の検討状況等を確認していたところであり、着実に進めているものと捉えております。また、総合計画では
若年層の
転出抑制を図る
取り組みとして掲げられており、地域の特性や現状を鑑みたとき、地域が求める人材を育成することで地元の就職に結びつくといった大きな利点を見出すものでありますので、高等教育機関の開設に向けて十分に検討しながら、確実に進めていただきたいと考えております。
そして、今後の財政運営についてでありますが、平成30年度予算における主要な財政指標は悪化傾向であるものの、いずれの指標も中長期の財政見通しの範囲内であり、確実に財政をコントロールしているとのことでありますが、今後も実質公債費比率及び財政調整基金残高といった主要な財政指標の数値に十分に目配りし、健全な財政運営を堅持していくことを求めるものであります。
次に、議第3号 平成30年度三条市
後期高齢者医療特別会計予算については、毎年度同様の理由で反対されていますが、これは国の制度設計に基づく予算であり、本会議において議論すべき予算の内容そのものに反対すべき理由はなく、賛成すべきものであります。
そして、議第4号 平成30年度三条市
介護保険事業特別会計予算及び議第24号 三条市
介護保険条例の一部改正についてであります。本議案は、第7期
介護保険事業計画の実施に伴い、計画期間における第1号被保険者の
介護保険料率の額を改正するもので、基準となる保険料額では年間1,200円、1.9%引き上げるものであります。第1号被保険者の負担増となるものですが、今後の
介護給付費の見通しを踏まえ、
介護給付費準備基金を第7期から第9期までの9年間の中で活用していくことで将来想定される保険料の増額を抑制するとされていることから、本議案に長期的な視野に立って市民の負担抑制と安定した介護保険制度の運営を図るといった観点から賛成するものであります。また、加えて申し上げれば、第7期における保険料の額は県内20市の中でも有数の低い水準になるということですから、負担抑制に努めてきた
関係者の努力を評価するべきものであり、反対する理由はないと考えます。
次に、議第16号
三条市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、そして議第17号 三条市
特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてであります。4年連続での引き上げは反対とのことですが、この両議案は識見を有する委員で構成される三条市
特別職報酬等審議会で答申されたとおりの内容であり、その答申は尊重すべきものとの立場から賛成するものであります。
最後に、平成30年度の市政運営におきましては、
市民福祉のさらなる向上を図るとともに、将来を担う若者が三条市に魅力を感じ、そして暮らしたいと思うような魅力あふれるまちとなるよう積極的に取り組んでいただきたいということをお願いいたしまして、賛成討論といたします。議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、討論を終わります。
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○議長(
武石栄二君) 次に、4番、長橋一弘さんに発言を許可いたします。4番。
〔登壇〕
○4番(長橋一弘君) 市民の会を代表して、議第1号と議第17号に対し、反対討論を申し述べます。
議第1号、2款
総務費、1項総務管理費、高等教育機関費、実学系
ものづくり大学施設建設
事業費、実施設計委託料1億2,500万円に反対いたします。
ものづくり大学は、以前に申し述べたとおり、ハイリスク、ハイリターンであればよしとしますが、ハイリスク、ローリターンになる公算が大です。懸念される問題は数多くありますが、懸念されるテーマとして、18歳人口の減少、インターンシップ企業、産業界と行政との協力体制、他市町村とのコラボ、大学の飽和状態、土地取得費、公立大学法人の運営等々不安材料の山積です。このような状況下でのゴーサインは非常に危険と判断し、反対いたします。
続いて、議第17号 三条市
特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について反対します。安倍内閣のインフレ誘導策、賃金を上げることによりGDPの6割を占める個人消費を刺激することは、一つの手段、方法です。しかし、考え違いしてはならないのが、国民のあらゆる世代の所得を上昇させることが主眼であり、限られた方々のインカムをふやすことではありません。
特別職の3名の方々の意思ではないといえ、毎年恒例行事のように報酬等審議会の答申に従うことは、私には理解、納得できません。4年連続の引き上げです。データを調べたら、三役全員4年前と比べ月収ベースで3.9%、年収ベースで5.5%のベースアップです。絶対額でいうと、市長は月額給与3万6,000円、年収ベースで78万円の増額です。企業経営では、従業員の給与を上げても経営者は現状維持が大半です。赤字企業では、無給の経営者も存在します。そして、業績連動型の給与体系が現在の常識です。経常収支比率が限りなく100%に近づいている三条市の財政状態で、ベースアップなどは暴挙そのものです。一般民間企業では、労務倒産の道まっしぐらです。そして、三役給与4年連続引き上げを私は市民に説明するだけのロジックを持ち合わせていません。現在の三条市民の家計状況を考えるに、一部為政者のベースアップに市民の賛同は得られないと確信します。以上の理由から議第17号に反対します。
良識のある議員各位の御賛同をお願いし、反対討論といたします。以上。
○議長(
武石栄二君) 以上で討論を終了いたしました。
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○議長(
武石栄二君) これより採決を行います。
最初に、議第13号から議第15号の以上3件一括採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
武石栄二君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) 次に、議第16号について採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案に対する
委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
武石栄二君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) 次に、議第17号について採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案に対する
委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
武石栄二君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) 次に、議第18号から議第23号の以上6件一括採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
武石栄二君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) 次に、議第24号について採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案に対する
委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
武石栄二君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
――
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○議長(
武石栄二君) 次に、議第25号から議第30号の以上6件一括採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
武石栄二君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) 次に、議第31号から議第40号の以上10件一括採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、いずれも同意であります。いずれも同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
武石栄二君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも同意することに決定いたしました。
――
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○議長(
武石栄二君) 次に、議第9号から議第11号の以上3件一括採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
武石栄二君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。
――
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○議長(
武石栄二君) 次に、議第1号について採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案に対する
委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
武石栄二君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) 次に、議第2号について採決いたします。
本案に対する
委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
武石栄二君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(
武石栄二君) 次に、議第3号について採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案に対する
委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
武石栄二君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
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○議長(
武石栄二君) 次に、議第4号について採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案に対する
委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決定することに賛成の皆さんの起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
武石栄二君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
――
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○議長(
武石栄二君) 次に、議第5号から議第8号の以上4件一括採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、いずれも原案可決であります。いずれも原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
武石栄二君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり決定いたしました。
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○議長(
武石栄二君) 最後に、報第1号及び報第2号の以上2件一括採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、いずれも承認であります。いずれも承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
武石栄二君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも承認することに決定いたしました。
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◎日程第3. 議第41号及び議第42号
以上2件
一括上程
○議長(
武石栄二君) 日程第3、議第41号及び議第42号の以上2件
一括議題といたします。
提案理由の説明をお願いいたします。副市長。
〔登壇〕
○副市長(若山 裕君) それでは、ただいま御上程いただきました議第41号 新
最終処分場被覆施設建築工事請負契約の締結について説明いたします。
本件は、3月15日に制限付一般競争入札の開札を執行し、契約者が決定したことから、工事請負契約の締結をお願いするものでございます。
工事内容は、鉄骨造、平家建て、延べ面積4,476.64平方メートル、契約金額は6億372万円、契約者は水倉・鈴喜特定共同企業体、代表者、三条市西裏館二丁目9番33号、株式会社水倉組三条営業所所長、大坂匡武でございます。
参考として平面図及び立面図を添付しておりますので、御参照くださいますようお願いいたします。
工期は平成30年4月10日から平成31年9月30日までとしており、仮契約において議会の御同意を得たときには本契約とみなす条項を定めております。
なお、この契約により、新最終処分場建設工事に係る契約金額の合計は24億5,573万6,400円となるものでございます。
次に、議第42号 平成29年度三条市
一般会計補正予算について説明いたします。
第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5億948万3,000円を追加し、補正後の予算の総額を506億8,618万4,000円とさせていただくものでございます。
1ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正の下段、歳出でございます。3
款民生費、補正額1億円は、社会福祉に対する寄附金を社会福祉基金に積み立てるものでございます。
8款
土木費、補正額4億948万3,000円は、今冬の降雪に伴い不足する除雪委託料や職員の時間外勤務手当などの除排雪経費を追加するものでございます。
次に、上段の歳入、17款寄附金、補正額1億円は、歳出の説明内容に伴うものでございます。
18款繰入金、補正額4億948万3,000円は、財政調整基金繰入金でございます。
以上、御審議の上、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
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○議長(
武石栄二君) 午後2時50分まで休憩いたします。
午後2時31分 休憩
午後2時50分 再開
○議長(
武石栄二君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより質疑を行います。
質疑の通告がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
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○議長(
武石栄二君) お諮りいたします。
ただいま上程の各議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
武石栄二君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま上程の各議案につきましては
委員会付託を省略することに決定いたしました。
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○議長(
武石栄二君) これより討論を行います。
討論の通告がありませんので、以上で討論を終了いたしました。
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○議長(
武石栄二君) これより採決を行います。
最初に、議第41号について採決いたします。
本案につきましては、同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
武石栄二君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決定いたしました。
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○議長(
武石栄二君) 次に、議第42号について採決いたします。
本案につきましては、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
武石栄二君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。
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○議長(
武石栄二君) 以上で提出事件の全てを議了いたしました。よって、本日の会議を閉じ、第1回
定例会を閉会いたします。
午後2時51分 閉会
以上、会議の次第を記載し、その内容が正確であることを証し、ここに署名する。
三 条 市 議 会
議長 武 石 栄 二
副議長 名古屋 豊
署名議員 野 嵜 久 雄
署名議員 佐 藤 宗 司
署名議員 下 村 喜 作...